平成29年9月21日(木)、教育学部第1会議室にて、早稲田大学平山郁夫記念ボランティアセンター准教授の岩井雪乃先生と兵藤智佳先生にお越しいただき、FD/SD研修会を行ないました。
役員1名、教員14名、コーディネーター3名、事務職員7名、学生3名の計28名が受講し、「体験の言語化」について学びました。
研修会では、実際に学生2名とデモンストレーションを行い、自分たちの体験を思い出し、その時に感じたこと、考えたことを振り返る中で、「誰かの問題」ではなく「自分の問題」として社会の課題を主体的に学ぶ方法について学びました。その後、受講した教員・職員から多くの意見・質問が挙がり、非常に活気づいた研修会となりました。
受講者の感想
■学生も先生も素晴らしく大変きれいなデモでした。ファシリテートが大変難しそうです。
■学生に当事者意識を持たせる授業したいと思っているので大変勉強になりました。
■とてもおもしろく勉強になりました。もっと詳しく教えてもらいたかったです。学生に対しての実践を見るという手法もとてもよかったです。
■体験の言語化は、問題意識化が促されるよさ、社会課題の発見に鋭くなるよさがあるとともに当事者として問題解決を進めるに当たり、自己の感情を分析することにつながり、改めてその大切さを感じました。
■授業の進め方について、いろいろなアイディアを考えさせられる内容でした。ありがとうございました。
■学生が自分の言葉で体験を語る力は、本学の学生にとってまさに必要な力ででした。とかく、成果・行動・結果を求めがちであったが、お膳立てした末の成果よりも自分で考え、発信する力を身につける方が重要だと確信できました。
■大学職員、大学人として、大学生として必要な思考と思っていることを改めて実際に大学として組織として取り組みされていることに大変感動し喜しく思います。こうしたフィールドの更なる広がりを期待していますし、自らも拡げていけたと思います。