平成28年1月27日(水)工学部にて、(社)フミダス代表の濱本伸司さんとチーフコ-ディネーターの林麻貴さんにお越しいただき、FD/SD講演会を行ないました。
濱本さんからは、「インターンシップの重要性について」、「人間が当たり前にやってきたことを機械がやってくれるようになった今、人にしか出来ないことをやることが大切である」、林さんからは「自分のやりたい事をする為に、今何をしなければいけないかを考える」ということなどを、時にゲームを交えたり学生と対話をしながら、2時間にわたりお話いただきました。
受講した70名の学生と教員は、とても興味深く話を聞いていました。
学生の感想
■就職はゴールではなくキャリアアップのための手段である。
そのことを早く知るためにインターンなどでキャリアを感じることを勧められた。
就活が始まりインターンに行く機会が増えるのでキャリアを考えるという点でも参加していきたい。
■何のために、誰のためにその仕事をしたくて、何を提供したいのか。
つまりは、自分はだれにどんな価値を提供したいのかということや、自分が働くことにより、助けたいその人はどうなるのか、
といった今までよりも1歩も2歩も進んだ考え方を学ぶことが出来ました。
■今回の講演で、私が最も印象的だったのは、 これから就職先を探す上で、業種や職種にこだわるのではなく、
自分がどのようなことでどんな人たちを支えていきたいかが大事、ということです。
今まで業種や職種でしか企業を判断していなかったので、このような考え方は私にとって新鮮でした。
■今回講演をきいて、働くとはどういうことか、これからの社会に必要とされる人材とはどういう人なのかということが
非常によく分かりました。
特に働くということは自分が顧客に何を提供できるかということを考え、自分はこれならできるということを見つけ、
自分軸を作らなければならないということには衝撃を受けました。
■今回の講演で、「働く」という意味を考える機会を与えてくださったおかげで、自分の将来のビジョンを描く第一歩を
踏めるようになりました。
■今まで3年間大分大学で過ごしてき、友達の間では傷の舐め合いのことが多いことに気づかされました。
というのも、お話を聞く中で東京大学や、慶応大学などの偏差値の高いといわれる学校では昼食などの休み時間には友達同士、
学生同士で自分の目標を語り、その目標実現するために何が必要なのかといった議題で互いに切磋琢磨し合うという話を
聴けたからです。
そのため、就職というものの捉え方が大きく異なり、私たちのような地方大学は就職することが目的となっていて、 先ほど
挙げたような偏差値の高いと言われる学校では就職でキャリア形成をし、自分の目標を実現するためにその会社に入ることが
目的になっているという自分自身、頷いてしまうことを教えて頂きました。
■就職活動は自分が思っている以上に大変で不安になると思うけど,自分の考えや理想像をしっかり持って, 周りとも切磋
琢磨していけたらいいなと思います.
大学生活中にいろんな経験をしておくことの大切さを,今日再び考えることが出来たので,今日からまた一日一日大切に
過ごしていこうと思えました。