令和6年9月27日(金)、株式会社オーシー 本社4F大会議室にて、高度化教養② 「2024年度利益共有型インターンシップ(企業型)」(14日目)を行いました。
当日の様子
株式会社オーシー 本社4F大会議室にて開催
(1)9:00〜12:00 プレゼン発表

いよいよ最終日となりました。プレゼン本番に先立ち最後のリハーサルです。本番のシナリオを冒頭から最後まで確認します。

オーシー成重様の司会によりプレゼンがスタートしました。多くのオーシーの皆さまの参加をいただきありがとうございます。

プレゼンに先立ち、大分大学経済学部高見学部長より、本インターンシップにご協力をいただいたオーシー様へお礼の言葉がありました。

第1グループの発表です。「事業継承・継続マッチングサイト」の提案です。後継者不在企業と継承希望者をつなぐサイトを立ち上げるものです。大分県の課題である社長の高齢化と後継者不足を解決する事業となります。

当事業の理念は①中小企業に貢献する②未来へ「つなぐ」プラットフォーム③様々な理由で行き詰っている企業をサポートの3つです。マーケティングでは営業やアプリ広告に加え、大分を広めるイベントでの広告も行います。

プレゼン終了後の質疑応答です。地域密着が図れる点と加盟店との繋がりを考えたことがとてもよかった、手数料はどのような仕組みで入ってくるのか、などの質問がありました。

第2グループの提案は「OCサービスカー展開による高齢者サポートの事業化」です。サービスカーで地域を巡回し買い物代行や困りごと解決の場を提供することで高齢者の生活をサポートするものです。

競合他社と比べてみると、本サービスの強みとして、個々のニーズに合わせた商品が提供できること、生活サポートのサービスができること、オーシーが行うので身元保証の安心感があることなどがあります。

質疑応答では、対面によるキメ細かいサービスがとてもよい、行政と連携すると社会貢献度が高まる、経済性をもっと強めるとよい、などの意見がありました。

第3グループの提案は「古民家カプセルホテル」です。若者、一人旅行者、外国人観光客が、安く観光地に宿泊できるサービスです。
湯布院をモデルにしました。宿泊費高騰と空き家増加の課題をクリアする提案です。

オーシーが事業を行う意味は、旅行代理店のノウハウを生かせること、大分県内に加盟店が多いので広告料が集まりやすい点をあげています。カプセルホテルの価格とサービスの質についてもよく分析しています。

質疑応答の中で、費用をどう抑えるのかの質問については、CRMを活用して受付はロボットを使い人件費を抑えますと回答しました。宣伝と集客は課題だが、観光と遊びの視点がとてもよいとの意見がありました。

プレゼンが終了した後、3つの提案の中でオーシーで取組んでみたい提案に手を上げて投票が行われた結果、各々に7票ずつ入りました。皆さんの頑張った成果を評価していただきよかったですね。

プレゼンの発表会終了後、参加者一人一人から感想を聞きました。オーシーの方からは、どの提案も、生成AIをよく使いこなし、CRMもよく取り入れたユニークな提案で素晴らしかったとお褒めの言葉をいただきました。学生からは充実した期間を過ごして成長出来たとの感想が多くありました。

オーシーの皆様14日間大変お世話になりました。参加した学生はこの経験を今後のキャリア形成に是非生かしてください。皆さんお疲れ様でした。