令和7年8月23日(土)、大分大学経済学部101号教室にて、高度化教養② 「2025年度利益共有型インターンシップ(企業型)」を2日目を行いました。
当日の様子
(1)10:30〜12:00【講義】ゲーム理論入門(経済学部 高見教授)
(2)13:10〜14:40【講義】経営戦略論入門 (経済学部 仲本教授)
(3)14:50〜16:30【講義】株式会社アトムス「テーマ:株式会社アトムスの“ミャクミャク的”企業キャラクターを作ろう」
(株式会社アトムス 安部慎次代表取締役社長)
本日は利益共有型インターンシップ講義2日目です。高見先生より「ゲーム理論入門」の講義が行われました。「ゲーム理論」とは、経済主体間に相互依存関係がある場合に、各経済主体が取る行動を分析する理論であるとお話しがありました。
各経済主体の最適反応は、自分の利得を最大にする戦略を選択することであり、手法として、「囚人のディレンマ」(同時手番ゲーム)と「参入阻止行動」(逐次手番ゲーム)があると説明がありました。
問題例を解いてみました。既存企業Aと参入企業Bの各々最適な企業行動の答えを、ゲームツリーを描き、企業の利得を考慮して求めました。
仲本先生から「経営戦略論入門」の講義があり、経営戦略の定義、必要性、規定要因などのお話しがありました。
経営戦略の策定プロセスにおいて、企業外部の環境の分析や企業内部の経営資源の分析に有効なクロスSWOT分析の手法について学びました。
‘ポジショニング戦略論’とは、5つの競争要因を分析することによってどの業界に参入すべきかを決める理論であると説明がありました。
(株)アトムス安部社長様から、今回のテーマである「株式会社アトムスの“ミャクミャク的”企業キャラクターを作ろう」の主旨や学ぶ内容について説明がありました。
「大阪万博キャラ“ミャクミャク”は最初は『気持ち悪い』と賛否両論ありましたが、その独自性と記憶に残る違和感が評価され、大阪万博を代表するシンボルキャラクターとなりました。今回作るアトムスのキャラクターも同様に独自性を持ち、記憶に残るものにしたい」とお話しがありました。
今回の学びは、経済学部の理論を活用し、生成AIを駆使して提案のスピードアップと内容の充実を図り、実践的な成果物を作ることにあります、とお話しがありました。