令和3年8月21日(土)、大分大学経済学部会議室にて、高度化教養② 「2021年度利益共有型インターンシップ(企業型)」を開講しました。
本年度の「利益共有型インターンシップ(企業型)」では、株式会社オーシーの地域創生事業の一環として、(株)オーシーにインターンシップに出かけ、大分県のキャッシュレス化にむけた現状の課題・問題点と具体的推進策等について、グループワークで検討を進めます。
授業のねらい
「利益共有型インターンシップ(企業型)」は、文理融合的な学生のグループが、大分県の経済がより活性化するよう、地域の資源を活かし、大分県内で消費活動をする来訪者や居住者を増加させる仕組みを企画することを通じて、自分自身の成長を実感し、地域の活性化に貢献しようとする意欲を高めるとともに、将来の社会人としての基本的な能力をつけることをめざします。
当日の様子
大分大学経済学部会議室にて開催
(1)10:30〜12:00 インターンシップ事前ガイダンス(高見先生)
(2)13:00〜14:40 オリエンテーション(“キャッシュレス拡大+コロナ禍”で変化した事業環境への対応策:OC様ご担当)
(3)14:50〜16:30 経済学的な考え方(経営戦略の基本的枠組み:仲本先生)

本日の授業の参加者は経済学部4名、理工学部2名の合計6名受講。

最初に高見先生から、インターンシップ全体の流れの説明がありました。

(株)オーシーの工藤常務取締役、阪田営業戦略部長、山口チーフ、石丸様に大分大学までお越しいただきました。

工藤常務取締役から、当インターンシップの実施に当たっての必要性をもとに、企業から、また大学から見た世界観の説明を実施いただきました。

阪田営業戦略部長から、とにかく頭を柔らかくし参加者皆さんの意見を聞き入れたいとの話で、緊張が解けたような様子でした。

石丸様から、日本のキャシュレス化の状況と
期待される効果といった点から様々ご説明を
いただきました。

山口チーフからは、クレジットカード会社の現状、オーシーの事業、信販会社が生き残って行くためにはといった点から、ご説明いただきました。

非常に分かりやすい各種資料をご用意いただき、その内容に沿ってお話いただいたため、参考になる時間でした。

仲本先生から「経営戦略の基本的枠組み」という題で、キャッシュレス決済が広がるためにはどうしたらよいかの点から説明がありました。

まずは「企業と環境」で講演。経営戦
略の必要性から始まり、キャッシュ
レス決済を進めるに当たっての注意点
まで細かく説明いただきました。

学生の皆さんも、初日であるにも関わらず、しっかりと話が聞けていたように感じました。価値のある企画となるよう頑張りましょう!