令和2年2月8日(土)、大分大学旦野原キャンパス学生交流会館ビ・フォーレにて、「2019年度おおいた創生シンポジウム」が開催されました。
本シンポジウムでは、大分県内の高校生並びにその保護者を対象に、県内大学教員・学生並びに地域関係者が、大学と地域が協働して行っている取り組み及び成果について発表を行いました。また、大分大学で行っている授業「地域ブランディング」を契機に、関係者が起業した「玖珠レーベル」開発の「もち麦粉」を用いて、大分の製麺企業「ヤマナミ麺芸社」が試作した麺を使った『もち麦ラーメン』の試食会が開催され、大盛況となりました。
併せて、本年度から大分県の支援で実施している「地域活性化事業」のポスターセッションも同時開催し、本年度実施された27事業の中から参加者220名による投票が行われ、別府溝部学園短期大学の『地域の子ども達と共に創る人形劇制作及び人形劇公演の取組』が見事一位に選ばれました。
参加した高校生からは、「このような機会を通して、様々な団体が地域活性化のために活動していることが分かった」、「自分も何か地域のために活動してみようと思った」、「実際に事業に参加してみたい」といった感想が多く寄せられました。
開会

■COC+事業の概要説明
大分大学 越智副学長

司会:別府大学 安倍教育事務部長

会場の様子:県内の高校生90名にご参加いただきました
地域協働教育の具体例の発表

■大分県立看護科学大学
(発表テーマ)
『学生から、教員からの発見~予防的家庭訪問実習を経験して』
影山教授 高野助手 学生3名

■日本文理大学
(発表テーマ)
『中津・諸町プロジェクト~インバウンド旅行客をターゲットにした地域活性化~』
吉村教授 学生2名

■別府大学
(発表テーマ)
『地域の学びを、地域へつなぐ連携を目指して』
西村教授
地域協働教育の成果の発表

■あまべ文化研究所 代表 岩佐 礼子氏
(発表テーマ)
『地域づくりにグローバルな視点を-多様な学生・大学との地域協働教育』

■大分大学 石川教授
(発表テーマ)
『玖珠八幡地域と協働で実施した「高い食味値の米」の福岡中心部での広報活動について』

■八幡自治会館 事務局次長 豊田 昌代氏
(発表テーマ)
『玖珠八幡地域と協働で実施した「高い食味値の米」の福岡中心部での広報活動について』
もち麦ラーメン試食会

高校生から「おいしい!」との声が
多く上がりました

準備していた80食が
あっという間に完食となりました
ポスターセッション

高校生に丁寧にわかりやすく説明をしています

高校生も積極的に質問しています

「もっとゆっくり見たかった」という声が
多くあがりました
投票・・・一番良かったと思う事業に投票!!
表彰・講評

見事1位に選ばれた、
別府溝部学園短期大学
『地域の子ども達と共に創る人形劇制作及び人形劇公演の取組』

2位に選ばれた、
大分大学
大分観光バーチャル体験プロジェクト2019

■講評
大分県 企画振興部審議監兼政策企画課長
磯田 健氏